根管治療の流れ
根管治療の流れ
電話予約
下記に当てはまる方はまずお電話でご予約ください。
- チェックリストに引っかかる項目がある
- 他院で抜くしかないと言われたが出来れば抜きたくない
問診・検査
患者さんの症状やお悩みを伺い、CTなどを使って歯の状態を検査していきます。
他の治療目的でご来院された患者さんの歯を検査していくうちに、歯の根っこに菌が繁殖しているのを発見することもあります。
歯根の管を広げて、状態を確認する
根管治療が必要であると判断した場合は、歯の中の状態を直接確認していきます。
まずは、レーザーや超音波器具などを使用して、歯の根っこにある管を広げていきます。そしてマイクロスコープを使って、管の中の状態を確認します。
歯の中を洗浄する
超音波器具、薬剤、レーザーなどを用いて、歯の中を除菌します。歯の中の管は複雑な構造をしているため、菌が残らないようしっかりと治療をおこないます。
また、歯の健康な部分を不必要に削ってしまわないよう、十分に注意します。CTやマイクロスコープによって治療箇所の状態を詳しく検査したことが、ここで活きてきます。
詰め物をする
一通り除菌が終わりましたら、歯の中に詰め物をします。 根管治療は、非常に細かい管の中を完全に除菌しなければならないため、通常、治療は一度では終わりません。無菌状態にしたつもりでも、実は少しだけ菌が 残っていて後でまた繁殖するという可能性があるからです。
後々、菌が繁殖する事態を防ぐために、上記の3~5を複数回繰り返していきながら、歯の中を完全 にきれいにしていきます。
根充する
3~5を繰り返して、再発の恐れが非常に低いと判断できるところまで治療をしたら、特殊な詰め物をして中を完全に密閉します。
これを根充と言います。
被せ物をする
検査
最後に、再度CT撮影をおこない、治療後の歯の中の状態や被せ物が上手くはまっているかどうかを確認します。
定期健診
当院では、可能な限りの技術と医療機器を使って、最善の根管治療をおこないますが、それでも正直再発の恐れが全くないということはありません。
必ず数ヶ月に一度は定期健診を受けるようにしましょう。